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「高1クライシス」について

「高1クライシス」とは、高校進学後の環境変化に適応できず、「心身の不調」や「学習意欲の低下」などに陥ってしまう現象のことです。場合によっては「不登校」につながることもあります。「中1ギャップ」と並んで、進学時の大きな壁として注目されています。

主な原因とサイン、対処法についてまとめました。



1. 主な原因:3つの「激変」

高校生活では、中学時代とは比較にならないほどの負荷が同時にかかります。

  • 学習面の急激な難化: 高校にもよりますが、一般的に高校では授業のスピードが速く、内容も難しくなります。中学まで「成績上位」だったとしても、高校では同じくらいの学力の生徒が集まっているので、平均以下になって自信を喪失してしまうことが大きな要因の一つです。

  • 生活環境・体力の消耗: 通学距離が長くなり、自転車・電車・バスなどでの長時間通学が始まることがあります。また、中学の部活動を夏に引退して半年ほどが経過しているので、体力が落ちている状態で本格的に部活動に参加すると、身体的な疲労が蓄積します。

  • 人間関係のリセット: 地元の友人と離れ、ゼロから人間関係を築く必要があります。「自分を出せない」「居場所がない」といった不安を感じやすい時期でもあります。


2. 注意したいサイン(5月〜6月に多い)

特に入学直後の緊張が解けるゴールデンウィーク明けから、以下のような様子が見られたら注意が必要です。

  • 朝、なかなか起きられない。

  • 「だるい」「お腹が痛い」などの身体症状を訴える。

  • 帰宅後、疲れ切って泥のように眠る。

  • 以前より無口になったり、イライラしやすくなったりする。

  • スマホなどに依存し、勉強など現実的なことを避けようとする。

3. 周囲ができるサポート

本人も「なぜ自分がこんなに動けないのか」と焦っている場合が多いです。

  • 「休養」を肯定する: 高校生は想像以上に疲れています。家ではダラダラしていても「それだけ外で頑張っているんだね」と理解を示して、リラックスできる環境を整えることも必要です。

  • 小さなステップを認める: テストの結果が悪くても、毎日通学していることや、短い時間でも机に向かったことを評価し、自己肯定感の下落を食い止めます。

  • 情報共有と相談: 学習面での遅れが原因であれば、塾や家庭教師など「学校以外の居場所」でフォローを検討するのも一つの手です。無理に学校のペースに合わせようとせず、本人のキャパシティを見極めることが大切です。


 高校進学は人生の中でも非常に大きな転換点です。この時期の不調は「本人の甘え」ではなく、「急激な環境変化に対する正常な反応」として捉え、長期的な視点で見守ることも大切です。


稲門塾は、西宮・宝塚の小学生・中学生・高校生を対象とした学習塾です。阪神西宮教室は、浜脇小学校・香櫨園小学校・今津小学校・用海小学校、浜脇中学校・真砂中学校・今津中学校・西宮浜義務教育学校、仁川段上教室は段上小学校・段上西小学校・上ヶ原小学校・甲東小学校・仁川小学校、甲陵中学校・甲武中学校・宝塚第一中学校の皆さんが通っています。一緒に勉強してくれる生徒さんはいつでも大歓迎です。ぜひ一緒に頑張りましょう!

 
 
 

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