―――お子さんをご覧になってそう思ったことはありませんか?
「ちゃんと授業聞いてたの?」と聞きたくなってしまうのも無理はありません。
でも、お子さんにとって「その時は分かっていたのに…」というのは本当だったりします。
では、なぜ「分かっていた」のに「できなかった」のでしょうか?
答えは「忘れていたから」です。
人は次の日になると40%以上のことは忘れている、という統計結果もあります。
有名な『エヴィングハウスの忘却曲線』の数値を抜粋すると以下の通りです。
・20分後、42%を忘れている。
・1時間後、56%を忘れている。
・1日後、74%を忘れている。
・1週間後、77%を忘れている。
・1ヶ月後、79%を忘れている。
忘れないようにするには復習のタイミングがあります。
おすすめは以下の通りです。
・1回目は24時間以内
・2回目は1週間以内
「早く覚えるとすぐに忘れるから、テスト直前に覚える」という人もいます。
残念ながら、それではテストのときに覚えていても、終わったらすぐに忘れます。
「実力テストの成績が良くない」という人はこのタイプであることが多いです。
ちなみに、テストの後に「今ならできるのに!」と思う場合もあると思います。
なぜ思い出せたのか?
理由は、「テストのときに復習したから」です。
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