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「非認知能力」とは?

〜点数で見えない力を、日々の関わりの中で育てる〜

1. 「非認知能力」ってなに?

これまでの教育で重視されてきた、テストの点数やIQ(知能指数)のような数値化できる力を「認知能力」と呼びます。 一方で、数値では測れないけれど、生きていく上で土台となる心の力を「非認知能力」と呼びます。

能力の種類

具体的な内容

例えで言うと…

認知能力(みえる力)

国語や算数の点数、覚えた語彙数、IQなど

建物でいう「目に見える地上部分」

非認知能力(みえない力)

やり抜く力、感情のコントロール、協調性など

建物を支える「目に見えない土台・根っこ」

★いちばん大切なポイント…非認知能力は、生まれつきの才能ではありません。環境や、まわりの大人との関わりの中で「後からいくらでも育てていける力」です。

2. なぜ、いま「非認知能力」が注目されているの?

 非認知能力は2020年度から始まった新しい学習指導要領でも「学びに向かう力・人間性」として重視されています。主な理由は2つあります。


  • 学力(認知能力)を支える原動力になるから

    「もっと知りたい(好奇心)」「間違えても次はがんばろう(回復力)」

    非認知能力が高い子ほど、結果として日々の学習習慣が身につき、学力も伸びやすいことが分かっています。

  • 大人になってからの幸せに直結するから

    幼児期に非認知能力が育った子どもたちは、大人になったときの進学率や就職率が高く、良好な人間関係を築けるうえに収入も高くなる、という研究データもあります。


3. 具体的にはどんな力?(小中学生で育てたい4つの柱)

  • ① 自分を信じる力(自己肯定感・自己効力感)

    「自分には価値がある」「やればできるかもしれない」と思える心です。すべての行動の原動力になります。

  • ② やり抜く力(粘り強さ・GRIT)

    失敗してもあきらめず、工夫しながら目標に向かってコツコツ続ける力です。

  • ③ 自分をコントロールする力(自制心・感情の調節)

    「ゲームをあと5分で切り上げて宿題をやろう」など、目先の誘惑に負けずに感情や行動をコントロールする力です。

  • ④ 人とつながる力(共感性・協調性)

    他人の気持ちを想像したり、仲間と協力して何かを成し遂げたりするコミュニケーションの力です。

4. 家庭でできること・大人ができる伴走のしかた

子どもに「努力しなさい」「我慢しなさい」と言葉で強制しても、この力は育ちません。わたしたち大人が「子どもが安心して打席に立てる環境を作る」ことが大切です。

  • 「結果」ではなく「プロセス(変化や工夫)」に拍手を送る

    「100点取れてすごいね」ではなく、「今回は毎日15分机に向かってたもんね」「間違えたところを解き直したんだね」と、本人の行動や工夫を言葉にして伝えます。

  • 子どもの話を「まずそのまま」聴く

    子どもが愚痴を言ったり、失敗して落ち込んだりしているときは、アドバイスや説教をぐっとこらえ、「そうか、悔しかったね」「大変だったね」と味方になることで、心の安全基地(自己肯定感)が作られます。

  • 小さな「自分で決めた」を応援する

    「今日のご飯、何から食べる?」「何時から宿題始める?」など、日常の小さな選択を子どもに任せます。自分で決めて動いた経験が、自制心と責任感を育てます。

私たち稲門塾は、子どもさんたちが「やってみよう」「失敗しても大丈夫」と思えるようになるためには、まず私たちが「一緒に汗をかくこと」が大切だと考えています。日々の小さな成長を一緒に見守っていきたいと思っています。

稲門塾は、西宮・宝塚の小学生・中学生・高校生を対象とした学習塾です。阪神西宮教室は、浜脇小学校・香櫨園小学校・今津小学校・用海小学校、浜脇中学校・真砂中学校・今津中学校・西宮浜義務教育学校、仁川段上教室は段上小学校・段上西小学校・上ヶ原小学校・甲東小学校・仁川小学校、甲陵中学校・甲武中学校・宝塚第一中学校の皆さんが通っています。一緒に勉強してくれる生徒さんはいつでも大歓迎です。ぜひ一緒に頑張りましょう!

 
 
 

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