「高校無償化」について
- Takashi MANAGO
- 6 日前
- 読了時間: 3分
2026年度(令和8年)から兵庫県では、年収制限なしで私立高校の授業料支援が大幅に拡充(最大45.72万円)され、公立(実質0円)との授業料格差がほぼなくなります。しかし、施設費や授業料との差額は自己負担のため、完全無料ではありません。
今回は、高校無償化についてご説明します。

私立と公立の比較
項目 | 私立高校(全日制) | 公立高校(県立・市立) |
授業料支援 | 年最大457,200円補助 (所得制限なし) | 実質0円 (実質的に全額カバー) |
授業料の自己負担分 | 授業料が45.7万を超える場合は、差額を負担する | 原則なし |
その他諸経費 | 施設整備費・制服・修学旅行費など | 教科書・制服・PTA会費など |
1.
保護者の年収にかかわらず、すべての世帯が対象で、国の「(授業料を対象とした)就学支援金」として最大457,200円が支給されます。この金額は、全国の私立高校の授業料平均より少しだけ高い金額です。ですから、授業料が457,200円を超える場合その差額は自己負担となります。また、入学金やその他の費用は原則自己負担です。
例えば、私立高校では「施設整備費」や「教育充実費」として、年間5〜20万円程度の追加費用がかかることが多いのですが、これは全額自己負担になります。つまり、授業料が無償化になっても、私立高校の負担額の方が多くなることは避けられません。
具体的に差額がどれくらいの金額になるのか、ある高校を例に計算してみました。
項目 | 某私立高校 | 公立高校 |
授業料の自己負担額 | 約 82,800円 | 0円 |
入学金 | 約 200,000円 | 5,650円 |
制服・教科書・学用品等 | 約 200,000円 | 約 150,000円〜 |
施設費・教育充実費等 | 約 100,000円 | (授業料に含む/少額) |
初年度概算(諸経費込) | 約 600,000円〜 | 約 200,000円前後 |
これは、兵庫県のある私立高校と公立高校との比較です。初年度にかかる費用の総額は、私立で約60万、公立では約20万です。
実は、兵庫県内の私立高校で年間の授業料が457,200円を下回る高校は、あまりありません。なかには補助額の2倍近くの授業料の高校もあります。
では、なぜ私立高校はそんなに費用が掛かるのでしょうか?
実は、それだけ生徒さんのサポートが手厚いということも言えます。例えば、公立高校に通いながら予備校に通い、予備校に上記の差額以上の授業料を払うケースも珍しくありません。私立高校は受験のサポートもしっかりしているので、学校だけで受験勉強を完結できる学校も多いのです。
どんな高校生活を送りたいのか?どんな進学をしたいのか?学校に何を望むのか?それらをしっかり考えて、進路を決めることが大切だと思います。
稲門塾では、ご納得いただけるまで何度でも何時間でも懇談をしています。なんでもお気軽にご相談ください。
稲門塾は、西宮・宝塚の小学生・中学生・高校生を対象とした学習塾です。阪神西宮教室は、浜脇小学校・香櫨園小学校・今津小学校・用海小学校、浜脇中学校・真砂中学校・今津中学校・西宮浜義務教育学校、仁川段上教室は段上小学校・段上西小学校・上ヶ原小学校・甲東小学校・仁川小学校、甲陵中学校・甲武中学校・宝塚第一中学校の皆さんが通っています。一緒に勉強してくれる生徒さんはいつでも大歓迎です。ぜひ一緒に頑張りましょう!




コメント